2022年12月27日

花言葉って誰が決めたの?〜花に込められた想いを知って大切な人に花を贈ろう

目次

いまやたくさんの花に花言葉があり、花を贈る時には花言葉で気持ちを表すことができます。
バラの花でプロポーズ..これは花言葉の代表的なものと言えるでしょう。
バラの花言葉は「情熱・愛情・美」
この花言葉から恋人やパートナー、家族に贈ることがおすすめとされています。では、花言葉ってどこからきて誰が名付けたのでしょうか。

 

花言葉の起源

花言葉の始まりは、17世紀頃のトルコが起源とされています。
トルコでは文字や言葉ではなく、「セラム」と呼ばれる小箱に入れたアイテムに意味を持たせ、気持ちや言葉を伝える表現方法を用いていたそうです。トルコ流のラブレターですね。
それがフランスへと伝わり、恋愛に関する意味が花に込められるよう形を変え、求愛の手段の1つ、花言葉となりました。
花言葉に愛や恋にまつわるものが多いのは、こんな歴史的背景があったからなのですね。そして、花言葉は世界中へと広まっていきました。

 

 

花言葉はどのように決められる?

神話や花の特徴から決められたとされています。
特に、ヨーロッパ発祥の花言葉には、ギリシャ神話が由来のものがたくさんあります。代表的なバラはギリシャ神話で美の神アフロディーテの誕生を、バラの花で祝ったとされるところから付けられたそうです。

 

 

代表的な花言葉

 

チューリップ

『思いやり』/赤:『愛の告白』/白:『失われた愛』
ご存知でしたか?チューリップの発祥はなんと花言葉発祥の地、トルコなのです。
チューリップ全体では「思いやり」の花言葉を持っていますが、色ごとに花言葉を持っています。

カーネーション

赤『母への愛』/白『生きた愛情』/桃『熱愛』
バラのプロプーズに並んだ知名度が高いのではないでしょうか。
母の日になると贈るあの花ですね。
ちなみに黄色のカーネーションの意味は。。。「軽蔑」だそうです。

ひまわり(向日葵)

『あなただけを見つめる』
太陽に向かって花が咲く様に由来します。
色によっては「悲哀(紫)」「ほどよき恋愛(白)」を表すひまわりもあるそうですが、ポジティブな花言葉が多いとされており、友達に励ましの言葉を贈りたい時やプロポーズの際にもぴったりな花とされています。

マーガレット

「恋占い」、「心に秘めた愛」、「真実の愛」、「信頼」など。
マーガレットは複数花言葉があるとされています。
なかでも「私を忘れないで」という花言葉は悲しいや怖いとも捉えられます。ですがこれは、決してネガティブなものではなく、卒業や引っ越しなど、大切な人と別れても「ありがとう」や「また会おうね」といった意味合いがありとても素敵な想いが込められています。

ツバキ(椿)

赤『謙虚な美徳』/白『極上の愛らしさ』
椿は色によって意味が異なります。
また、椿には香りがないことが由来ともいわれています。
赤い椿は鮮やかな見た目に反し、香りをもたない姿から連想される奥ゆかしい花言葉をもちます。

 

まとめ

花の誕生秘話や花言葉の由来には、神話が深く関係していることが多くあります。
恋多き神々の物語は、時には切なく笑ってしまうようなものまであるので、花言葉のルーツを調べてみるのも楽しいですね。想いをお花にこめてプレゼントすると、普段言えない恥ずかしい気持ちも嬉しさに変わり、言葉以上の想いが伝わるかもしれませんよ。

 

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